家族で相続について話しをしたことはありますか?
触れにくい話題ではあるかもしれませんが、元気なうちに話しをしておくことは終活するうえではとても大事なことです。
相続対策を始めるタイミングとしては、家族が集まるお盆は良い機会です。
生前に話し合うことで、想いを家族に伝えることができます
遺言書でも良いのですが、文書で伝えるよりも事前に話し合っておくことで
細かな想いも伝えることができ、将来の相続トラブルの回避につながります。
話し合いの結果を公正証書遺言で遺すとなお良いでしょう。
家族会議は法定相続人のみで行いましょう
相続人の配偶者や子どもが同席すると、口を挟むことでトラブルが増えるおそれがあります。
また、一部の家族だけに話しをするのも後々のトラブルの元になる可能性があります。
スムーズな話し合いのために
事前に財産についての一覧図など詳細な情報を揃えておき、日常の収支についても整理しておくと良いでしょう。
祭祀承継や葬儀のこと
いざとなって家族が慌てないためにも、希望があれば事前に伝えておきましょう。
親の思いと子の考えが一致するとは限らない
将来の自宅の管理や介護、役割分担などの方針は親としての希望をしっかりと伝えておきましょう。
自宅は将来息子家族が住むだろうと思っていても、息子は売却を考えていた、など意見が一致するとは限りません。
そのようなことも踏まえて、財産配分や相続税のことなど、家族全員の希望を共有したうえで十分に話し合いましょう。
当センターでは、遺言など生前対策や相続のことについてご相談に対応しておりますので、
ご不明なことや気になることがあればお気軽にご相談ください。
(ご相談は無料です)